天然石の読みものスモーキークォーツスモーキークォーツ

Smoky Quartz

スモーキークォーツ

煙をまとったような、落ち着いた茶褐色〜黒の水晶。古来「不安をしずめ、地に足をつけて持ち主を守る石」とされてきたと言われています。

和名

煙水晶(けむりすいしょう)/茶水晶

英名

Smoky Quartz

主な産地

ブラジル・スイス・マダガスカル

硬度

約7(モース)

鉱物

石英(クォーツ)

色について

淡い茶〜こげ茶・黒(天然のほか放射線処理品も)

Meanings石に込められた意味

スモーキークォーツに宿るとされる、4つの言い伝え。

守り

守り・グラウンディング

邪気をはらい、地に足をつける象徴とされてきました。

癒し

安らぎ・安眠

不安や緊張をやわらげる象徴とされます。

調和

心の安定

気持ちを落ち着け、現実に根を張る石とされます。

洞察

冷静な判断

頭を整理し、落ち着いた決断を助けるとされます。

Aboutスモーキークォーツとは

スモーキークォーツは、煙がかったような茶褐色〜黒に色づいた水晶(クォーツ)で、和名を「煙水晶」「茶水晶」といいます。透明な水晶と同じ仲間で、硬度は約7と日常使いしやすい石です。

淡い茶色から、こげ茶、黒に近いものまで色幅があり、落ち着いた色合いから男女問わず親しまれています。黒に近いものは「モリオン(黒水晶)」と呼ばれ、区別されることもあります。

Meaning石が持つ意味・言い伝え

スモーキークォーツは「守りと安定の石」と言い伝えられ、不安や緊張をやわらげ、心を落ち着けて地に足をつける象徴とされてきました。気持ちが揺れるときに、そっと支えてくれる石として親しまれています。

落ち着いた色合いから、邪気をはらい持ち主を守るお守りともされ、安らかな眠りを願う石としても選ばれてきました。現実的な判断力を高め、目の前のことに集中させてくれる石とも言い伝えられています。

History歴史と文化

スモーキークォーツは、スコットランドの国石として知られ、伝統衣装キルトの装飾や短剣の柄飾りに用いられてきた歴史があります。

水晶は古来「浄化と守りの石」として世界中で扱われてきました。その中でも煙水晶は、落ち着いた色から大地とのつながりを象徴する石として、お守りに用いられてきたと伝えられています。

Origin茶色の理由 — 天然の色と、処理のこと

スモーキークォーツの茶色は、地中で長い年月をかけて天然の放射線を浴びることで生まれる発色です。アルミニウムを含む水晶が、自然の放射線で色づいたものです。

市場には、無色の水晶に人工的な放射線を当てて短時間で色づけた処理品も流通しています。色を出すための一般的な手法で、母体は天然の水晶です。濃い色のものほど処理品が多い傾向があります。

硬度は約7と扱いやすい石です。強い直射日光に長く当てると色が薄くなることがあるため、保管場所に少し気を配るとよいでしょう。

Careお手入れと身につけ方

硬度は約7と扱いやすいですが、強い直射日光に長く当てると色が薄くなることがあります。汗や皮脂はやわらかい布で拭き取り、光の当たらない場所で保管すると安心です。

天然石・パワーストーンの意味は古くからの言い伝え・象徴であり、効能を保証するものではありません。
お守り・ファッションとしてお楽しみください。