天然石の読みものオニキスオニキス

Onyx

オニキス

縞模様が美しい玉髄(カルセドニー)の一種。とくに深い黒に整えた「ブラックオニキス」は、古来「邪気をはね返し、強い意志を支える」お守りとされてきたと言われています。

和名

縞瑪瑙(しまめのう)

英名

Onyx/Black Onyx

主な産地

ブラジル・インド・ドイツ

硬度

約7(モース)

鉱物

玉髄(カルセドニー/石英の一種)

色について

白・茶・黒などの縞。一様な黒は「ブラックオニキス」と呼ばれ、染色で整えた品も多い

Meanings石に込められた意味

オニキスに宿るとされる、4つの言い伝え。

守り

魔除け・厄除け

外からの邪気をはね返す強いお守りとされてきました。

情熱

意志・忍耐

迷いを断ち、目標へ進む力を支えるとされます。

調和

冷静・安定

気持ちを落ち着け、地に足をつける象徴とされます。

癒し

精神の安定

高ぶりを鎮め、心を支える石とも言い伝えられます。

Aboutオニキスとは

オニキスは玉髄(カルセドニー)の一種で、和名を「縞瑪瑙(しまめのう)」といいます。アゲート(瑪瑙)と同じ仲間で、もともとは白・茶・黒などの層が重なった縞模様をもつ石です。

なかでも、縞のない一様な黒色に整えたものは「ブラックオニキス」と呼ばれ、引き締まった印象から男女問わず親しまれています。硬度は約7と丈夫で、ブレスレットでも定番の人気を持つ天然石です。

Meaning石が持つ意味・言い伝え

オニキスは「守りと意志の石」と言い伝えられ、外からの邪気や悪い影響をはね返す、強いお守りとされてきました。困難に立ち向かうときに、心の支えとなる石とされています。

揺らがない漆黒は、迷いを断ち切り、目標に向かって進む強い意志や忍耐を支える象徴ともされてきました。気持ちを落ち着け、冷静さを取り戻したいときに寄り添う石として親しまれています。

History歴史と文化

オニキスは古代から世界各地で大切にされてきた石です。古代ギリシャ・ローマでは、層状の色の違いを生かして模様を浮かび上がらせたカメオ(浮き彫り)や、印章(シグネットリング)の材料として珍重されました。

英名「オニキス」は、ギリシャ語で「爪」を意味する“onyx”に由来すると言われます。古来、邪気を払う護符として身につけられてきたという言い伝えも残されています。

Origin黒の理由 — 天然の黒と、染色のこと

オニキスの黒には、天然のままの黒と、淡い色の瑪瑙(アゲート)を黒く染めて整えたものがあります。市場に出回る均一な黒のオニキスの多くは、後者の染色によるものです。

瑪瑙を黒く染める方法は古代から行われてきた歴史の長い手法で、ムラのない深い黒を得るために、今も広く用いられています。これは偽物という意味ではなく、母体はあくまで天然の瑪瑙です。

天然・無処理の黒曜石(オブシディアン)が火山ガラスであるのに対し、オニキスは石英の仲間という違いがあります。同じ「黒い石」でも生まれも性質も異なるのは、知っておくとおもしろいところです。

Careお手入れと身につけ方

硬度は約7と扱いやすいですが、染色されたものは強い直射日光・薬品・長時間の水濡れで色がやわらぐことがあります。着用後はやわらかい布で拭き、塩や流水での浄化は避けると安心です。

浄化・お手入れの目安です。石によって向き・不向きがあるとされます。

向いています
  • 月光(月の光にあてる)つややかな黒を傷めず、静かな夜にふさわしい方法です。
  • 水晶クラスター・さざれ石にのせる
  • セージの煙にくぐらせる
注意
  • 流水・水につける染色されたものは色がやわらぐことがあるため、長時間の水濡れは避けてください。
  • 塩・塩水傷や変質を避けるため、避けるのが無難です。
  • 長時間の直射日光染色のものは色が褪せることがあるため、長く当てるのは避けるのが無難です。

Ways to Enjoyオニキスのたのしみ方

オニキスは、いろいろな形で暮らしに取り入れられています。お好みのたのしみ方を見つけてみてください。

ブレスレット

手元でいつもいっしょに

丸玉

まんまるに磨かれた姿を手のひらで

さざれ

他の石を休ませる敷石にも

ペンダント

ひと粒の黒を、胸元に

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FAQよくある質問

オニキスの黒は天然の色ですか?

オニキスはもともと縞のある玉髄(カルセドニー)で、市場に出回る真っ黒なオニキスの多くは、色を均一で深い黒に整えるために染色されたものです。古くから行われている一般的な加工です。

オニキスは水で洗えますか?

硬度約7と丈夫ですが、染色されたものは色がやわらぐことがあるため、長時間の水濡れや塩・流水での浄化は避け、やわらかい布で拭く程度がおすすめです。

縞模様のあるものとの違いは何ですか?

白と黒などの縞がはっきりしたものは「サードオニキス」などと呼ばれます。真っ黒なものは縞を見せず深い黒に仕上げたもので、どちらも同じ玉髄の仲間です。

どんな石と合わせるとよいとされますか?

水晶(クリアクォーツ)やタイガーアイ、ヘマタイトなどと合わせる組み合わせが親しまれてきました。相性に決まりはなく、言い伝えに基づくものです。

オニキスには本当に効果がありますか?

ご紹介している意味や言い伝えは、古くからの象徴・文化として伝えられてきたもので、医療的な効果・効能を保証するものではありません。お守り・ファッションとしてお楽しみください。

天然石・パワーストーンの意味は古くからの言い伝え・象徴であり、効能を保証するものではありません。
お守り・ファッションとしてお楽しみください。

最終更新日:2026年6月24日