天然石の読みものトルマリントルマリン

Tourmaline

トルマリン

赤・緑・青・ピンク——ひとつの鉱物とは思えないほど色が豊かな石。和名を「電気石」といい、熱や圧力で電気を帯びる珍しい性質をもちます。古くから心と体を整えるお守りとされてきたと言われています。

和名

電気石(でんきせき)

英名

Tourmaline

主な産地

ブラジル・アフリカ・スリランカ

硬度

約7〜7.5(モース)

鉱物

トルマリン(ケイ酸塩鉱物のグループ)

色について

天然色。赤・緑・青・ピンク・黒など極めて多彩

Meanings石に込められた意味

トルマリンに宿るとされる、4つの言い伝え。

癒し

癒やし・リフレッシュ

心と体をすっきり整えるお守りとされてきました。

守り

厄除け・浄化

邪気を払い、気を整えるお守りと言い伝えられています。

調和

調和・バランス

心のバランスを保つ石として親しまれてきました。

魅力

愛情(ピンク)

ピンクは愛情と思いやりを映す色とされてきました。

Aboutトルマリンとは

トルマリンは、和名を「電気石(でんきせき)」という鉱物のグループです。ひとつの鉱物でありながら、赤・緑・青・ピンク・黄・黒、さらには一本の結晶のなかで色が移り変わる「バイカラー」「ウォーターメロン(すいか)」まで、色のバリエーションが宝石のなかでもとびきり豊かなことで知られます。

「電気石」の名のとおり、熱や圧力を加えると表面に電気を帯び、ほこりや小さな紙片を引き寄せるという珍しい性質をもちます。硬度は約7〜7.5と、日常使いにも向いています。

Meaning石が持つ意味・言い伝え

トルマリンは、その「電気を帯びる」性質から、心と体の気を整え、すっきりとリフレッシュさせてくれるお守りと言い伝えられてきました。気持ちを切り替えたいときや、自分のバランスを取り戻したいときに寄り添う石として親しまれています。

色によっても意味が語られ、緑は癒やしと安らぎ、ピンクは愛情と思いやり、黒(ショールトルマリン)は邪気を払う守りの石とされてきました。色が豊かなぶん、自分の気分に合わせて選べるのも魅力です。

10月の誕生石としても知られています。

History歴史と文化

トルマリンの名は、シンハラ語(スリランカの言葉)で「さまざまな色の混じった石」を意味する「トゥルマリ」に由来するとされます。色が豊かなため、古くは別々の宝石と思われ、ルビーやエメラルドと混同されていたという逸話も残されています。

18世紀のヨーロッパでは、オランダの商人が、加熱したトルマリンが灰を引き寄せる様子から「灰を引く石(アッシェントレッカー)」と呼んだと伝えられています。この不思議な性質が、のちに「電気石」という和名のもとになりました。

「さまざまな色の混じった石」——トルマリンの名は、その色とりどりの姿に由来すると言い伝えられています。

Origin色とりどりの理由

トルマリンの豊かな色は、結晶ができるときに含まれる成分(鉄・マンガン・リチウムなど)のわずかな違いによって生まれる、天然の色です。同じ場所で採れても一本ごとに色が異なり、一本の結晶の中で色が移り変わることさえあります。

緑がかったものは「グリーントルマリン」、鮮やかなピンク〜赤は「ルベライト」、青は「インディゴライト」、中心が赤で外側が緑のものは「ウォーターメロントルマリン」など、色によって呼び名が分かれます。

主な産地は、ブラジル、ナイジェリアやモザンビークなどのアフリカ諸国、スリランカなど。一粒ごとに異なる色の表情こそ、トルマリンの最大の魅力です。

Careお手入れと身につけ方

硬度は約7〜7.5と扱いやすい石です。汗や皮脂はやわらかい布で拭き取ってください。急な温度変化に弱い面があるため、熱いお湯や寒暖差の大きい場所は避けると安心です。ほかの石とぶつかると傷の原因になるため、保管はやさしく。

浄化・お手入れの目安です。石によって向き・不向きがあるとされます。

  • 向いています水晶クラスター・さざれ石にのせる
  • 向いていますセージの煙にくぐらせる
  • 向いています月光(月の光にあてる)
  • 注意流水・水につけるさっと洗う程度に。急な温度変化は避けてください。
  • 注意日光(直射日光)長時間の直射日光は念のため控えめにしてください。
  • 注意塩・塩水傷や変質を避けるため、避けるのが無難です。

Ways to Enjoyトルマリンのたのしみ方

トルマリンは、いろいろな形で暮らしに取り入れられています。お好みのたのしみ方を見つけてみてください。

原石

ありのままの結晶を、机の上に

ペンダント

好きな色みを首もとで

ブレスレット

手もとでいつもいっしょに

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FAQよくある質問

トルマリンはなぜ電気を帯びるのですか?

トルマリンは、熱や圧力を加えると結晶の両端にプラスとマイナスの電気が生じる性質をもちます。この性質から「電気石」という和名がつきました。

色によって意味は違いますか?

言い伝えとして、緑は癒やし、ピンクは愛情、黒は厄除けなど、色ごとに意味が語られてきました。決まりではなく、好みや気分で選んで楽しめます。

トルマリンの色は染めたものですか?

多くは天然の色です。結晶ができるときに含まれる成分の違いによって、さまざまな色が自然に生まれます。

10月の誕生石と聞きましたが本当ですか?

はい、トルマリンはオパールとともに10月の誕生石として広く知られています。

トルマリンには本当に効果がありますか?

ご紹介している意味や言い伝えは、古くからの象徴・文化として伝えられてきたもので、医療的な効果・効能を保証するものではありません。お守り・ファッションとしてお楽しみください。

天然石・パワーストーンの意味は古くからの言い伝え・象徴であり、効能を保証するものではありません。
お守り・ファッションとしてお楽しみください。

最終更新日:2026年6月26日